〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
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1. 構成
名前: 洪 鋒雷(教授)
主要担当科目:
(学部)原子・分子のレーザー分光、インベスティゲーション実習、プレゼンテーション実習
(大学院)超精密レーザー分光学概論、量子物理実習F
教育研究分野: 超精密分光、量子計測、原子・分子、量子エレクトロニクス、量子標準
所属学会:日本物理学会、応用物理学会、アメリカ光学会
学内委員:教務委員
学外委員・公的活動:
物理科学雑誌『パリティ』編集委員(2012年4月〜)
応用物理学会論文賞委員会委員(2014年〜)
日本学術会議物理学委員会IUPAP分科会委員(2014年〜)
日本学術会議電気電子工学委員会URSI分科会電磁波計測小委員会委員(2009年4月〜)
電気学会電子回路技術委員会光領域および精密周波数発生の回路技術調査専門委員会委員(2013年4月〜)
国際度量衡委員会時間周波数諮問委員会Advanced Time and Frequency Transfer Techniques作業部会議長(2012年〜)
海外研究プロジェクト運営(ドイツ)European joint research project Network for European
Accurate Time and Frequency Transfer (NEAT-FT), Advisory Board Member(2012年〜)
国際会議Conference on Precision Electromagnetic Measurement (CPEM)プログラム委員会委員(2008年〜)
国際会議European Frequency and Time Forum (EFTF)プログラム委員会委員(2014年〜)
国際会議Asia-Pacific Radio Science Conference (AP-RASC)プログラム委員会委員(2010年〜)
国際会議IEEE International Frequency Control Symposium (IFCS)プログラム委員会委員(2014年〜)
国際会議Asia Pacific Workshop on Time and Frequency (ATF)プログラム委員会委員(2010年〜)
産業技術総合研究所招聘研究員(2014年10月〜)
名前: 吉井一倫(助教)
主要担当科目:
(学部)プログラミング実習A・B、物理工学実験情報演習T
教育研究分野: 量子エレクトロニクス
所属学会:日本物理学会、応用物理学会、アメリカ光学会
2. 研究テーマ
当研究室では、光周波数コムを中心に、位相制御技術や非線形変換技術を駆使し、広帯域な超高コヒーレント光源を開発する。これによって、原子や分子の超高分解能分光を実施し、微細構造定数恒常性の検証や分子の超微細構造定数の決定を行う。
また、光周波数コムによる分光計測、重力波検出と相対論検証、宇宙物理への応用研究を行う。さらに、光通信や量子技術ネットワークなどへの応用が期待されるコヒーレント光伝送に関する研究開発を行う。2014年度には具体的には、以下のような研究テーマでの研究を行った。
1. 超高安定化レーザーの開発に関する研究
2. デュアルコム分光に関する研究開発
3. ヨウ素分子の精密分光に関する研究
4. 超小型周波数安定化レーザーの開発に関する研究
キーワード:
光コム、光周波数コム、光時計、原子・分子、量子エレクトロニクス、光通信、原子時計、量子標準、量子計測
3. 本年度のトピックス
1) 広帯域デュアルコム分光の研究論文はAPEX誌2015年8月号で唯一の"Spotlights"論文に選ばれた 。
2) 超小型レーザーを用いた周波数安定化レーザーを実現し、測定した安定化レーザーの絶対周波数を国際度量衡委員会に報告した。その結果、開発されたレーザーはメートルの定義実現する周波数安定化レーザーとして勧告されることとなった。
3) 応用物理学会・量子エレクトロニクス研究会「極限計測の科学と技術」及び関東量子情報Student Chapter研究会において、光コムと次世代標準の開発及び応用に関する招待講演を行った。
4. 学生の研究教育活動
・在籍学生数
卒研生 博士前期課程 博士後期課程 研究生 交換留学生
5 1 0 0 0
・卒業・修了学生数
卒研生 博士前期課程 博士後期課程
3 0 0
・学生の国際会議・学会・研究会発表数 自研究室学生の登壇のみ
国際会議 国内学会 国内研究会 学内研究会
0 5 0 0
・学生の受けた表彰・助成金
該当なし
5. 国際交流
・海外派遣(受け入れ機関、期間、課題名、財源)
1) 洪 鋒雷:国際度量衡局、セーブル(フランス)、Consultative Committee for Time and Frequency (CCTF)、2015年9月13日−19日、外部資金(産総研)
2) 洪 鋒雷:ポツダム(ドイツ)、8th Symposium on Frequency Standards and Metrology、2015年10月12日−16日、外部資金(科研費)
3) 洪 鋒雷:華東師範大学、北京大学、計量科学研究院(中国)、Asia Pacific Workshop on Time and Frequency
(ATF2015)、2015年10月27日−11月1日、外部資金(科研費)
・海外招聘(研究者名、期間、課題名、財源)
該当なし
・海外国際会議参加発表数
2 件
6. 外部資金
・科学研究費(研究種目、研究課題名、代表・分担)
1) 基盤研究(A)(一般)、Erファイバーコムを用いた可視域デュアルコム分光に関する研究、代表
・一般財団助成・奨学寄付金
該当なし
・受託・共同研究
1) JST ERATO美濃島知的光シンセサイザプロジェクト、分担
・海外渡航費
該当なし