〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
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当研究室は、量子エレクトロニクスを専門とし、レーザーを用いた超精密分光を中心に光周波数コム、レーザー冷却、光(原子)時計、原子・分子、量子標準、微粒子トラップ等の研究・教育を行っています。
分光学は、量子物理学の構築に大いに役立ちましたが、1960年のレーザーの発明は、光を用いた研究をさらに豊かにしました。レーザーのもつ強い光強度は原子や微小物質を空間中で自在に操ることを可能にし、またその周波数純度は超精密分光を可能にしました。近年では、レーザーを用いることで量子力学的な限界(時にはそれを“超えた”)レベルでの観測・操作も可能になっています。発明から半世紀以上たった現在においても、レーザーが科学のフロンティアを開拓する有力な武器であることは間違いありません。実際、「光周波数コム」は系外惑星探査、「光時計」は暗黒物質探査や物理定数の恒常性検証等に使われています。
一方で、このような研究による知識が、日常的に使っているGPSナビゲーションや光によるデータ通信を支えています。そのほかにも医療、分析、測距等レーザーは様々な分野で活躍しています。皆さん、限りない光の力を使いこなし、我々と一緒に物理の世界を探索しませんか?
経歴
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